SEOとは、検索エンジンから特定のWebサイトへの集客を増やすためのマーケティング技術です。

しかし、「SEOと言われても何をすればいいのかわからない」と悩む企業のWeb担当の方も多いのではないでしょうか。

合同会社yadosでは、一般企業向けのSEOコンサルティングを実施しています。

「半年で企業ブログサイトの月間PV数を6万→30万に向上させた」の実績もある弊社のSEOコンサルティングは、SEOの知識が乏しい企業・企業担当者の方に指針を与え、その企業の目的に合った成果へと導きます。

今回は、2022年7月〜12月に実施した東京都23区内の医療法人様で実施したコンサルティング内容・成果を紹介します。

当社がコンサルティングを実施した結果、以下のような成果をあげることができました。

• 病院HPで投稿しているブログ記事のSEO順位の上昇により、病院HP自体の順位も大きく伸びた。
• 病院HP内で投稿している「〇〇（23区の地名）透析」をテーマとしたブログ記事でSEO圏外→3位まで上昇

その結果、東京23区という病院がひしめく地域での認知度が以前よりも高まりました。

今回ご依頼いただいたキーワードは「透析」でした。

透析治療は、70代以上の患者が多く、平均週3回近くの病院に通院しなければいけません。

そのため、近くの病院に通院する方が多い傾向にある治療であり、地域の検索キーワードでHPが上位に表示されることによって新規来院患者の増加がダイレクトに見込めます。

今回東京都23区内の医療法人様でどのような施策を施し、SEOを改善していったのか説明します。

今回のコンサルティング結果を知れば

「うちも同じように悩んでいるからコンサルタントをお願いしたい！」

と思っていただけるのではないでしょうか。

【コンサルティング概要】

期間	2022年7月〜12月
コンサルティング目的	広報課のWEB発信戦略全体のコンサルティング（HPの順位向上が第一目標）※ブログ/Instagramの運営方針などのマーケティングサポートも副目的として設定
企業の担当者	都内医療法人様の広報課2名
実施したコンサルティング業務	毎月1回の病院事務所訪問とオフライン会議毎月1回オンライン会議

Instagram累計獲得フォロワー数5万人超の経験を活かし、検索エンジンからの集客のみならずSNSからの集客を増加させるSNS運営コンサルティングも実施しました。

【クライアントの課題や悩み】

まず、今回SEOコンサルティングを依頼された東京都23区内の医療法人様からヒアリングしたクライアントの課題や悩みを紹介します。

• 病院自体のHP順位が圏外で危機感を感じていたが、社内でSEOに知見のある方がいなかったため、数年間何もできずにいた
• ブログ記事を100記事以上投稿していたが、検索エンジンからの流入がほぼなく集客効果がないことを悩んでいた
• 広報部2人がブログを毎月出してはいるものの「全く検索に乗らないし、本当にやる意味があるのか？」と懐疑心を抱き、業務のマンネリ化が起きていた

【コンサルティング内容と成果】

今回のクライアント様で実施したコンサルティングの具体的な内容と成果は、以下の通りです。

＜コンサルティング内容＞

ポイント1：HPレイアウトの改善
ページ上部しかなかった分岐ページを「ページ下部」にも設置しました。
またトップページの情報量を充実させ、訪問ユーザーの第一印象・満足度を高めるための工夫をしました。

ポイント2：ブログ制作マニュアルのお渡し
社内でSEOに知見のある方がいないとヒアリングしていたため、ブログ制作マニュアルを提供。ツールの活用方法と書き方のレクチャーもしました。

＜成果＞

• HPレイアウト改善と「〇〇（23区の地名）　透析」という競合多数のキーワードでSEO順位圏外→3位に上昇。HP自体の順位も伸び、透析治療ができる病院を探す方の目に触れる機会も増えるため、これからの新規来院患者数の増加も見込まれる。
• 「透析」という競合がかなり多くSEO上位を獲得するのが難しいキーワードで月間検索推定数6,600回以上かつ圏外→10位
• 「貧血 」という競合多数キーワードで月間検索推定数3,600回以上かつSEO圏外→4位

【視認性を高めるためのHPレイアウトの改善】

まず競合調査約30院から必要な情報を分析しました。

そのうえで、上位表示するために足りなかった「分岐ページへの動線」と「トップページの情報量充実」をご提案しました。

改善提案会議の中で、クライアント自身が「分岐ページにたくさん情報を載せているからTOPページは薄くても大丈夫」だと認識していたことが判明。SEOの基本であるページの滞在時間を絡めた説明で、改善の必要性を理解していただきました。

また、TOPページから分岐ページに遷移する方法が「ページ上部」しかありませんでした。結果、「ページ下部」につれて離脱率が多くなり、ユーザー離れが起きていました。

そのため、まずはページの下にも遷移先を作成しました。

またトップページの情報量充実を実行するために分岐ページの内容をトップページに一部移管し、SEOに強いTOPHP構成に調整しました。

結果として分岐ページへの流入が増え、滞在時間が伸びました。

【競合が多いキーワードでも月間検索推定数3,600回以上でSEO圏外から4位まで上昇！】

SEO圏外の記事をいくつもSEO上位に引き上げることに成功しました。

特に成果が大きかったのが「貧血」に関する記事です。

月間検索推定数3,600回以上という大きいキーワードにも関わらず圏外→4位まで上昇しました。

SEOのために弊社がまず取り組んだのはブログ記事の質の部分での改善です。

クライアント様の元々掲載されていた記事の中で特に気になった部分は、検索数が多い記事で頻出の単語を使用して執筆していることが多かった点です。

そもそもSEOで上位表示するには、大企業が多用している単語を避けたタイトル付け・内容決めが必要です。

検索数の多いキーワード需要が多いゆえに多くの競合が同じような記事を投稿しているため、上位表示する難易度が上がります。

そのため、競合が頻繁に使用している単語を避けたキーワード設定をすることで（ロングテールSEO）、上位表示を狙うように提案させていただきました。

また、記事内容についても弊社のSEOノウハウが詰まったブログ制作マニュアルをお渡しして、ツールの活用方法とライティング方法をレクチャーしました。

その結果、依頼当初悩んでいたSEOの専門的な知識が身につき、上記でも紹介した通り「透析」系の記事など複数記事でSEOの順位UPを記録することができたのです。

また、外部からのHP評価を高める「被リンク」獲得のための施策提案や実行を行いました。

被リンクとは、あるウェブページが他のウェブページからリンクを貼って紹介されている状態を意味します。

この被リンクが多いほど、そのウェブページの信頼性や価値が高まります。

それによりSEOの順位も高まります。

今回は会議に馴染みのある新聞社に同席してもらい、外部評価を高める報道方法をご共有させていただきました。

そのうえで季節に合わせた記事執筆の対応をしていただきました。（被リンク獲得）

【先方担当者の声】

ー弊社にご依頼していただいた経緯と、依頼決定に至った決め手を教えてください。

ーコンサルティング内容やサポート体制等の感想や評価をお聞かせください

【発信したいときに発信したい情報を届けるためには？】

今回のSEOコンサルティングで成果のあった「SEO記事の順位上昇」は、東京都23区内の医療法人様に以下のような好影響を及ぼしました。

1. HP順位の安定：ブログからサイト内でパワーを送ることでHPの順位が高順位で安定（長期的に一番効果のある施策）
2. 多くの方にその病院を知ってもらえる：記事を執筆して検索上位に記事を掲載すると多くの方に病院を認知させる可能性が高まった
3. 新規来院の可能性を作れる：認知が広まれば、健診の必要性を促す記事など、医療の重要性や病院の優れている点を訴求することができ、その結果新規来院者を増加させることもできる

上司などから「ブログが上位表示されるように上手くやってよ」と言われても、そもそもやり方がわからないと悩むことも多いのではないでしょうか。

今回SEOコンサルティングをさせていただいた医療法人様と同様に、どんな企業でも専門分野以外の知識が少ないケースは多いです。

成果が出るやり方を知っているか、知らないかで同じ作業量でもSEO順位が雲泥の差になることも多いでしょう。

また時代の移り変わりが激しい今の時代、発信したいときに発信したい情報を届けられるかが重要です。

我流でやり続けるよりも、SEOに精通している専門家と共に歩むことで、多くの方に適切なタイミングで情報を届けビジネスチャンスにつなげましょう。

SEO対策以外にも合同会社yadosは、以下のようなコンサルティングの依頼が対応可能です。

• SEOコンサルティング
• MEO対策
• プレスリリースコンサルティング
• SNSコンサルティング（Twitter・ Instagram・TikTok等）

今回の東京都23区内の医療法人様のようにSEOやSNSコンサルでサポートしてほしいと少しでも思った方はこちらからお問い合わせをお願いします。